こんな疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、就活や転職活動で、何度も病院・施設見学をした経験があります。
このような経験から今回の記事では、
・理学療法士が病院見学時にチェックすべきポイント
このような内容について分かりやすく解説しています。
理学療法士の病院見学のチェックリスト
理学療法士(PT)の就職・転職時の病院見学のチェックリストは以下の通りです。
体制・雰囲気 |
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PTの男女比 |
何歳くらいのPTが多いか? |
担当PTの対応 |
PT同士の会話の雰囲気 |
PTと患者との関係 |
設備 |
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整理整頓されているか |
電子カルテの有無 |
リハビリ機器の充実さ |
生活面 |
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交通の便 |
車通勤・駐車場 |
コンビニ・ATMの有無 |
昼食(食堂・弁当の有無) |
託児所の有無、実際の様子 |
それぞれの項目で、どこに注目して見学すべきかを解説していきます。
体制・雰囲気
PTの男女比
PTの男女比をチェックしておきましょう。
女性PTがかなり少ない病院もあります。
この職場で働き続けられるのか、就職後のイメージをしましょう。
何歳くらいのPTが多いか?
これは、自分がその職場で働いているイメージをしやすくなります。
若い理学療法士がいないと、新人教育には慣れていないのかも?
話が合いそうな年齢の人はいるのか
など、
就職した後のことをイメージするならチェックしておきましょう。
特に自分の年齢に近い人がいると心強いです。
些細なことを質問したり、相談をしやすくなります。
担当PTの対応
これはチェックすることもなく感じとれると思います。
担当PTの対応が最低だと、もうその時点で就職する気がなくなります。
忙しい中、対応してくれるのは十分承知しているが、その人だけで病院の評価も決まってしまいます。
見学する側も「時間はきっちり守る」、「マナーをしっかりする」など、きちんとした態度で見学するようにしましょう。
理学療法士同士の会話の雰囲気
理学療法士同士の会話の雰囲気をチェックすることで、職場内の人間関係も分かります。
ピリピリした雰囲気なのか、明るい雰囲気なのか、見学することでしか感じ取れないです。
実際に働き始めてから、転職を考える理由に「人間関係」が多く挙げられます。
小言おばさんPTならまだマシですが、ベテランPTが新人PTへパワハラをしているのを見学している目の前で見かける場合があります。
良好な人間関係の職場なのかチェックしましょう。
PTと患者との対応
患者への対応を見れば、PTだけでなくリハ科全体の雰囲気も分かるはずです。
どのように患者と接しているかにも目を向けるようにしてください。
設備
整理整頓されているか
リハ室が整理整頓されて清潔かをチェックしましょう。
散らかっていたり汚れているところは、業務だけでなく、色んなところでルーズな印象があります。
電子カルテの有無
まだ電子カルテを導入していない病院もあります。
電子カルテの有無をチェックしておきましょう。
リハビリ機器・器具の充実さ
リハ室を見学の際には、リハビリ機器の充実さをチェックしましょう。
松葉杖の種類や、装具の豊富さなどを確かめるようにしましょう。
また、物理療法をしているか、機器はあるのかも確認すべきです。
生活面
交通の便
通勤するのに、交通の便を確認しておきましょう。
駅からは近いのか?
渋滞はするのか?
自分の通勤スタイルに合わせてチェックしてみてください。
車通勤・駐車場
意外と盲点なのが、駐車場問題です。
病院によっては、職員の駐車場が激混みの場合があります。
また車通勤はできるのかなども確認しましょう。
コンビニ・ATMの有無
時間がない時に、コンビニやATMがあると便利です。
必須という訳ではないですが、あると嬉しいです。
昼食(食堂・弁当の有無)
昼食のスタイルも見ておきましょう。
病院によっては、職員食堂があって安く食べれるところがあります。
また、弁当の注文をとっているところもあります。
託児所の有無、実際の様子
これは、子どもがいる方に限りますが、託児所の有無を確認しましょう。
また実際の中の様子なども見学させてもらえると、なお良しです。
まとめ:理学療法士の病院見学のチェックリスト
上記で紹介した病院見学のチェックリストを知っておくだけでも、就職・転職が成功しやすくなります。
口コミや評判だけでなく、実際に行くことでしか分からないことが、かなりあります。
せっかく病院見学させていただく機会を貰ったなら、隅々までチェックしましょう。
病院見学のマニュアルも作ったので、ぜひご覧ください。
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